2011年8月7日日曜日

プラハ~プラハ本駅(Praha-hlavni)⑤/ⓘ・両替・レストランなど

プラハ本駅のツーリストインフォーメーション
 プラハ本駅のツーリストインフォメーションは、1階左手、コインロッカーの手前にあります。写真のように何時も、旅行客で混んでいます。

ツーリストインフォメーションの案内
 ここではホテルの斡旋、市内ツアー、タクシーなどの予約も可能です。また、市内交通の24時間券、72時間券も販売しています。24時間券は5ユーロ、72時間券14ユーロとなっています。24時間券は、通常、駅の窓口、自動券売機で購入する場合、110コルナですから、110コルナ=5ユーロというレート設定になるようです。


 写真の右手正面が「両替所」、写真左手正面がタクシー乗り場です。写真は、駅の2階左手になります。写真の「両替所」は、2階のものですが、1階の右手奥にも「両替所」があります。また、タクシー乗り場は、駅2階の左右に1ヵ所づつあります。


バーガー・キング
 プラハ本駅には、レストラン(ポトレフェナー・フサ)、ハンバーガー(バーガー・キング)などがあります。また、サンドイッチ、飲み物などを販売するミニコンビニもあり、食事や軽食・飲み物を調達するのに困ることはありません。

2011年8月6日土曜日

プラハ~プラハ本駅(Praha-hlavni)④/トイレ・シャワー

北側通路のトイレ・シャワー入口
 プラハ本駅(Praha-hlavni)には、トイレ・シャワーの設備は2ヵ所、いずれも有料です。場所は、2階のホームへ向かう、南北の通路に入ってすぐの所にあります。北側は、通路左手に、南側は、手荷物預かり所の向かい側の右手にあります。


 オープン時間は、朝6時~夜10時までです。料金は、トイレ10コルナ(0.5ユーロ)、シャワーは40コルナです。トイレを利用する場合、上記写真のように、コインを入れバーを押して中にはいります。
 シャワーを利用する場合、係員がいますので、申し出ることになります。コインの両替機は自動ドアを入って、中にあります。2ヵ所のトイレ、シャワーの料金は同一です。

プラハ~プラハ本駅(Praha-hlavni)③/手荷物預かり所

プラハ本駅/手荷物預かり所
 プラハ本駅(Praha-hlavni)は、2階に、手荷物預かり所があります。場所は、ホームへ繋がる通路が左右にありますが、その右手(南側)の通路を少し入った左手にあります。プラハ本駅には、コインロッカーは別の場所にありますが、有人の手荷物預かり所はここ1ヵ所です。また、手荷物預かり所は、上記写真の場所ですが、写真のマークがあるように、自転車も預かってくれるようです。

料金表
 営業時間、料金表も写真に撮ってありますので、参考にして下さい。営業時間は、朝6時~夜11時までです。プラハ本駅へ朝到着し、一日観光して、鉄道で移動する場合など、ここで荷物を預ければ身軽に観光できます。
 料金は、小で、1日(24時間)60コルナ/2.5ユーロ、大で、1日(24時間)100コルナ/4ユーロとなっていて、チェコ・コルナだけでなく、ユーロでも支払えます。また、10人以上のグループの場合、割引きがあるようです。

コインロッカー入口
 プラハ本駅(Praha-hlavni)1階左手にあるコインロッカーで、分かりやすい場所にあります。場所は、ここ1ヵ所です。料金は24時間単位で、大きさによって料金が変わってきます。
 レギラーサイズは60コルナ、スキーサイズは80コルナ、ゴルフクラブサイズは90コルナです。コインが必要ですが、両替機があったと思います。なお、このコインロッカーは24時間営業ですが、深夜0時50分~3時10分まで出入り口が閉鎖され、出し入れができないようなので、ご注意を。

2011年8月5日金曜日

プラハ~プラハ本駅(Praha-hlavni)②/切符売り場

正面入口から見た1階・2階/右手の下が切符売り場

1階/改装されたオープン形式切符売り場
 プラハ本駅(Praha-hlavni)は、改修工事で新しくなりましたが、改修の一番の目玉は、切符売り場。1階の奥にありますが、今までの閉鎖式の切符売り場から、上記写真のようなオープンカウンターの切符売り場に大きく変わりました。
 入口を入ったら、切符売り場は、大きく3っに分かれています。左手が、国内線切符売り場、中央の2っのカウンターが1等及びSC列車専用窓口、右手が国際線切符売り場です。入口の中には、係員(おじさんのことが多い)がいて、案内係をしているので、何かあれば聞けます。

国内線切符売り場/左側の一角

1等及びSC列車切符売り場/中央

国際線切符売り場/右側の一角
 切符売り場の並び方は、ヨーロッパ式のフォークスタイルです。オープンカウンターなので、「1等なら幾ら?」と聞けば、端末を叩いて、液晶の画面に金額を表示してみせてくれます。とても親切な係員が多いので、言葉が通じなくても何とかなります。
 なお、座席指定の必要な場合は、切符を購入する際、その旨を申し出れば、切符の購入と合わせて、座席指定をしてくれます。
 オープン形式のカウンターになってから、すでに5回ほど行っていますが、長時間待たされることはほとんど経験がありません。当日、出発の1時間ほど前にいけば、切符は十分買えます。
 また、切符購入の支払いは、現金だけでなく、クレジットカードでも買えます。ただし、他のヨーロッパ諸国の流れと同様に、4桁の暗証番号の打ち込みを求められますのでご注意を。カウンターには、VISAやMASTERと並んで、JCBカードの標識もありましたので、JCBも使えそうです。

プラハ~プラハ本駅(Praha-hlavni)①

プラハ本駅中央入口

駅前の公園から見たプラハ本駅
 プラハの鉄道のメインステーションは「プラハ本駅」=Praha-hlavniです。プラハには、これ以外にも鉄道駅はあります。特に、プラハ・ホレショヴィツェ駅は、プラハ本駅と並ぶターミナル駅で、ウイーンやベルリンなどへ行く国際列車の始発駅だった時代もあります。
 しかし、「プラハ本駅」=Praha-hlavniの大幅な改修が行われ、現在、ターミナル駅や始発駅の機能は、ほとんど、「プラハ本駅」=Praha-hlavniへ一元化されています。
 現在、ウイーンやドイツ方面に行く、鉄道・ DBバスもプラハ本駅始発か停車しますので、鉄道で、国内外へ旅をする旅人のほとんどは、この駅を利用することになります。

出発列車のデジタル掲示板



プラットホーム
 プラハ本駅はのホームは、広々していて、近年、ホームに上がるエスカレーターも整備され、大きな荷物を持って、地下道からホームへ上がるのも楽になっています。改修工事では、エスカレーターやホームのデジタル掲示板などが新しくなっていますが、後は、昔のホームままで、そう変わっていません。

3階の丸天井
 3階は、少々雰囲気が違い、アールヌーボー調の丸天井があり、セルフサービス式の簡易カフェになっています。ここからもホームへはいれます。また、ドイツ・ニュルンベルグ行きのDBバス、空港へ行くAE(エアポートエキスプレス)バスなどの乗り場も、この3階から外へ出たところにあります。

2011年8月4日木曜日

プラハ~「ケーブルカー」も市営


 プラハ城の左手に、緑の丘、ペトシーン公園があります。この公園の丘の頂上まで、市営のケーブルカーが運行されています。丘の頂上にある展望台からは、プラハの市街地の街並みが見え、特に、プラハ城の景色は素敵です。また、乗り物好きには面白いかもしれません。
 市営なので、トラム、地下鉄などで使う1回券32コルナ、24時間チケットなどがそのまま使えます。20番、22番、23番などのトラムの停留所から、歩いて3~5分。1回券32コルナの切符、90分以内なら、そのままトラムで使った切符が使えます。


 丘の上に上がる場合のケーブルカー乗り場は、上記写真の所で、夏期は結構混みます。中には、自動券売機はありますが、切符売り場はありませんので、事前に、1回券、24時間券・72時間券など用意して行かれた方が無難です。ケーブルカーの乗り場に入る際、係員が有効な切符を持っているかどうかチェックします。


 ケーブルカーは、途中ですれ違います。途中駅は1つあり、レストランがあります。そこの展望も良いので、途中下車して、お茶をするのも良いかと思います。

ケーブルカーの時刻表
 上記時刻表は、下りのダイヤです。朝9時~夜23時30分まで、約10分間隔で運行されています。上りは、朝9時~夜23時20分となっているようです。夜景を見に行くのも素敵かもしれません。

2011年8月3日水曜日

プラハ~お薦めの居酒屋(ピヴニツェ)「U PinKasu」

「U  PinKasu」左手から撮影/テラス席が出ている

「U  PinKasu」/黄色の店名入り横断幕
 「U  PinKasu」(ウ・ピンカスー)は、ヴァーツラフ広場から「雪の聖母教会」へ入る小道を入り、1つ裏手の通りにあります。地下鉄A/B線ムステク駅からもすぐの場所にあります。ビールは、ピルゼンのピルスナー・ウルケルで、温度、注ぎ具合もGOODで、とても美味しいです。

 ここのピルスナー・ウルケルは、大1杯41コルナ、中1杯35コルナで、周辺のピヴニツェ35コルナ程度のところが多いので、より多少高めの設定です。

 「U  PinKasu」(ウ・ピンカスー)は、ピヴニツェの中で、食事が充実して、色んなメニューがあります。ピヴニツェは、1階(通称下院)と2階(上院)に分かれています。夏期は、店の前にテラス席が設置されます。1階は、バーのような雰囲気で、立ち飲みのスペースがあります。1階は混んでいることは多いですね。2階は、レストランのように落ち着いていて、比較的空いています。食事をしたい場合、2階へ行かれたら宜しいと思います。
 料理のメニューは、英語版があります。チェコの郷土料理もありますが、「ホームメイド」の記載のある料理がお薦めで、私は、ここのチェコ版ホームメイド「ハンバーク」が好きで、時々頂いています。ビール3杯、料理2品で、約300コルナ程度です。

2011年8月2日火曜日

プラハ~お薦めの居酒屋(ピヴニツェ)「POTREFENA HUSA」

ポトレフェナー・フサ/プラハ本駅のお店
  スタロプラメンというビールメーカーの直営ピヴニツェで、「POTREFENA  HUSA」=-ポトレフェナー・フサといお店です。上記写真の店は、プラハ本駅のお店ですが、チェーン店ですので、市内に他にお店があります。

 ガイドブックなどに載っているのは、インターコンチネンタルホテルの裏手にあるお店で、カフェの雰囲気のある若い人に賑わっているお店です。落ち着いて、食事するの時には、お薦めの店の1つです。
 また、共和国広場の裏手、ヒベルンスカー通りとトラムが交差する交差点にあるお店は、バースタイルのお店で、雰囲気があります。食後に1杯というときにはお薦めです。

 「POTREFENA  HUSA」=-ポトレフェナー・フサは、ビールメーカーの直営店ですので、ビールも美味しいし、食事も色々メニューがあります。
 ビールは、スタロプラメンのビールで、大1杯35コルナ、中1杯23コルナです。面白いのは、プラハどこでもそうなのですが、コーヒーやソフトドリンクの方がビールより高いことです。ここでも、エスプレッソやコーラ・スプライトは39コルナですから・・・

「WiFi Free」の表示があります
 ちなみに、この「POTREFENA  HUSA」=-ポトレフェナー・フサ、プラハ本駅お店は、WiFi対応になっていますから、iPadでネットへ接続してみましたが、上手くつながりました。

プラハ~お薦めの居酒屋(ピヴニツェ)「U medvidku」

正面の建物1F中央部分/「U medvidku」入口
 プラハには、ピヴニツェ、居酒屋というかビヤホールは沢山あります。お薦めというのはナカナカ難しいところですが、自分で何回も通っているところが、結果としてお薦めになっています。
 今回は、「U medvidku」(ウ・メドヴィドク)というピヴニツェです。個人的には、20回以上は通っていて、初めて、プラハへ連れて来る方などは大体この店に連れてきます。
 客層は、地元客もいますが、観光客が多いですね。日本のテレビにも紹介されたようなので、日本人観光客が多いと思います。(時々ツアー客も来ています)

 場所は、旧市街広場からも歩け、目印は、スーパー「Tesco」で、左手へトラムが曲がっていきますが、真っ直ぐ北側へ進んで左側にあります。上記写真は、スーパー「Tesco」のある交差点から撮影したものです。

 この「U medvidku」(ウ・メドヴィドク)のビールは、ブジェヨヴィツキー・ブドヴァル(Budejovicky Budvar)です。プラハのピヴニツェは、1種類のビールしか置いていないのが特徴です。
 「U medvidku」(ウ・メドヴィドク)は、入口を入ったら、左右に分かれていて、左手がバー、右手がピヴニツェになっています。ビールだけなら、左手のバーでも飲めます。

「U medvidku」の店内
 「U medvidku」(ウ・メドヴィドク)のビール、ブドヴァルは、1杯35コルナです。(中ジョッキもあり、21コルナ) また、黒ビールも結構美味しいですよ、「トゥマーヴェ(tmave)」と一言。値段も同一料金です。
 ここでは、チェコの郷土料理もしっかり食べられますので、食事を兼ねても宜しいかと思います。メニューは英語もあり、「チェコ クラシック」項が郷土料理になります。

 私のお薦めは、「ヴェプショークネドロゼロ」(豚肉のロースト/クネドリーキ・ザウワークラフト添え)、「プラハ シェンカ」(プラハハム盛り合わせ)、「スマジニー シール」(チーズのフライ/ポテトチップ・タルタルソース添え)などです。メニューでは、「ヴェプショークネドロゼロ」は、「チェコ クラシック」にありますが、「プラハ シェンカ」と「スマジニー シール」はメニューでは別の項に入っています。後は、スープや季節のサラダなどもお薦めです。

 今年の7月、3人で行き、上記の料理+スープ1種類、ビール6杯を頂きましたが、支払いは、全部で、584コルナでした。ここのピヴニツェは安い!!と何時も感じます。
 ビールも大ジョッキで35コルナ、中で21コルナ。日本円で、ビール1杯170円くらいで、とても美味しいし・・・

住所:Na Perstyne 7, Praha 1   
営業時間:午前11時~午後11時 (日曜・祭日は午後10時くらいで終了)

◎メニュー 「チェコ クラシック」
150 g
“BUDVAR” goulash with white-bread and bacon dumplings
129,-
150 g
Larded roast beef in cream sauce, bread dumplings, cranberries
129,-
150 g
Larded roast beef with rose-hip sauce and croquettes
129,-
150 g
Farmer's pork neck with cabbage and white-bread dumplings
129,-
150 g
Home-made smoked pork neck with „lepenice“ (mashed potatoes with onion and cabbage)
115,-

2011年8月1日月曜日

プラハ~お薦めのレストラン「LiTTLE Whale」

タパス3種類
 プラハは、居酒屋(ピヴニツェ)が定番の食事どころの1つです。居酒屋(ピヴニツェ)にも、結構行きますが、プラハも首都、各国の料理があります。

 今回の紹介は、スペイン料理というか、タパスのあるレストランです。名前は、「LiTTLE Whale」=「小さな鯨」で、在チェコ日本大使館の斜め前にあります。最初に行ったのは、日本大使館へ行った帰りに寄ったのが最初です。

正面車の向こうが「LiTTLE Whale」

夏はテラス席が快適

 この「LiTTLE Whale」には、プラハへ行くたびに通っています。特別安く美味しいわけではありませんが、タパスがそこそこ美味しいので、一人旅にピッタリということで。
 今回も、昼食でノンビリ、タパスをつまみ、生ビールをおかわりしながら、お昼を楽しみました。パンは、タパスなど食事を頼むと付いてきます。タパスは、下記メニューにあるとおり、8種類。確か、5種類頼むと少し安くなります。1つ60コルナ~65コルナ。今回は、タパス65コルナ×3、生ビール2杯80コルナ、お勘定は、全部で275コルナで、結構安く上がります。夜も、居酒屋(ピヴニツェ)へ行かないときに、ふらーと行くことがあります。美味しいスペインのワインもあります。

タパスのメニュー/英語メニュー

プラハ~CEDAZ社の空港シャトルバス


CEDAZ社シャトルバス/CEDAZ社WEBサイト
 プラハ・ルズィニェ空港から市内へ(その逆も)向かう交通機関として、CEDAZ社の空港シャトルバスがあります。ルズィニェ空港から、市内・共和国広場のバス停までいきます。(市内へ向かう場合のみ、Dejvická駅で途中下車可能)

 運賃は、120コルナで、途中Dejvická駅で下車する場合は、90コルナです。ルズィニェ空港から乗る場合、T1、T2それぞれから利用可能で、T1の場合、AAAタクシーの隣に、シャトルバス案内ブースがあります。T2の場合、AAAタクシーのブースにシャトルバス案内の看板が一緒に出ていますので、そこで聞かれれば宜しいかと思います。写真は、下記を参照して下さい。


 共和国広場近くのホテルへ泊まる場合や、終点のバス停(マリオットホテルの向かい側にバス停のポールがあります)から、歩いて2~3分で、地下鉄B線に乗り換えができますから、B線の沿線のホテル、フローレンツ・バスターミナルなどへ行かれる方は便利かと思います。
 ただ、空港~市内を結ぶチェコ国鉄が運行するAE(エアポートエキスプレス)は、終点のバス停すぐそば「マサリク駅」にも停車します。料金も50コルナと安いのと、運転間隔も30分おきとほぼ同じですから、以前は、競合するものがなかったのですが、AE(エアポートエキスプレス)が行き先をプラハ本駅へ変更してから、シャトルバスと競合していますから、運賃の高いシャトルバスのメリットは無くなってきているようです。
 ルズィニェ空港のWEBサイトにも、このCEDAZ社の空港シャトルバスは未記載のようで、何時まで持つのかいささか不安です。シャトルバスの詳細は、下記WEBサイトを参照して下さい。


 運行時間は、空港T2発は、07:30~19:00の30分間隔。共和国広場(マリオットホテル前)発は、同じく、07:30~19:00の30分間隔です。

 また、以前、CEDAZ社は、市内中心部のホテルまで送ってくれるミニバスを運行していました。4人まで480コルナ、5人~8人まで960コルナという料金設定でした。
 プラハのタクシーは、評判が悪い時代があり、ルズィニェ空港から市内まで行く場合、ぼられるようなことがしばしばありました。そんな時は、多少時間がかかっても、ホテルまで送ってくれる乗り合いのミニバスは便利でした。
 しかし、5年くらい前に、空港公認のタクシーとして、AAAタクシーを導入してから、メーターで行ってくれるようになり、環境が大きく変わって、このサービスも休止に追い込まれているようです。下記、CEDAZ社のWEBサイトにも休止の案内、そして、AAAタクシーの利用を薦める案内が掲載されています。

2011年7月31日日曜日

プラハ~プラハ国際空港からの公共交通機関

プラハ本駅/B2で出発待ちのエアポートエキスプレス
 プラハ国際空港、ルズィニェ空港から「市内への移動手段」(逆ルートも含め)は、タクシー以外に、CEDAZ社の乗り合いバス、公共交通機関があります。

 空港へのアクセスをする公共交通機関は、下記の通りで、ルズィニェ空港のWEBサイトにも記載されています。 
  • 119: Prague Airport - Dejvická (metro line A) - 24 min
  • 100: Prague Airport - Zličín (metro line B) - 18 min
  • 179: Prague Airport - Nové Butovice (metro line B) - 45 min
  • 225: Prague Airport - Nové Butovice (metro line B) - 53 min
  • Airport express: Prague Airport - Prague Main Train Station (metro line C and connection to SC, EC, IC and EN trains) - 35 min
 上記のうち、119、100、179、225は、空港から地下鉄駅までを結ぶバス路線です。このバス+地下鉄A、B線を利用して、市内中心部へ移動可能です。料金は、90分以内の乗り継ぎで移動するのであれば、1回券32コルナで対応できます。
 切符は、①T1/T2のPublic Transport counters (交通機関インフォメーション)午前7時~午後10時、②バス停の自動券売機(コインのみ)、③運転手(現金のみ)、この3つの方法で手に入れることになります。バス停は、ルズィニェ空港発の場合、T1、T2にそれぞれあり、日本人がよく使うT2の場合、到着ロビーを外に出て、正面とその右手の2ヵ所になります。詳細は、下記WEBで確認をお願いいたします。


 バス+地下鉄のルートは、主に、119番バス+地下鉄A線(Dejvická乗り換え)、100番バス+地下鉄B線(Zličín乗り換え)を使う方が多いようです。バス、地下鉄とも、終着駅・始発駅の乗り継ぎで迷うこともないので良いのかもしれません。
 119番バスは、空港始発04:17、最終23:37。100番バスは、空港始発05:43、最終23:38となっています。これ以外に、深夜バスがあり、最終から始発までの間、30分間隔で、市内中心部まで運行されています。

* 119番バス 時刻表
* 100番バス 時刻表

 また、Airport express=AE(エアポートエキスプレス)は、上記写真のバスで、プラハ国際空港とプラハ本駅を結ぶ路線で、プラハ本駅周辺や共和国広場周辺のホテルへ宿泊する場合はとても便利です。料金は、50コルナで、運転手から購入できます。所用時間も、35分と市内中心部へ公共交通機関で行く場合、最速で移動できます。
 AE(エアポートエキスプレス)は、Dejvická(デイヴィツカー駅)、Masarykovo(マサリク駅)を経由します。Dejvická(デイヴィツカー駅)で、地下鉄A線へ乗り換え可能です。
 また、Masarykovo(マサリク駅)は、共和国広場のすぐ隣ですので、市民会館周辺のホテルに宿泊する場合、途中下車するのが便利です。
 ルズィニェ空港のバス停は、T1とT2にそれぞれあり、T2の場合、100番のバス停と同じ場所です。T2の始発は05:48、最終は21:18と、最終の時間が早いのが玉にきずです。
 プラハ本駅のバス乗り場は、エスカレーターで3階へ上がり、ホームと反対側へ出たら、バス停B1、B2があります。ルズィニェ空港行きは、B2のバス停になります。プラハ本駅の電光掲示板にも、列車の発着と合わせて、AE(エアポートエキスプレス)も発着も表示されています。

AE(エアポートエキスプレス)
時刻表

プラハ~地下鉄

地下鉄C線
 プラハの地下鉄は、A線、B線、C線の3路線です。それぞれシンボルカラーが有り、A線は緑色、B線は黄色、C線は赤色で、上記写真の地下鉄車両はC線のものです。

ドアの中央部の黄色のボタン/ドアを開けるボタン

地下鉄の車内
 地下鉄の乗り降りですが、日本の地下鉄ように、駅に停車したら、ドアは全部開くシステムにはなっていません。降りる時は、上記写真、ドアの中央部の黄色のボタンを押して開けます。乗る場合も、降りる人がいないドアは、そのドアは開きませんので、自分で黄色のボタンを押して開けて乗ります。
 地下鉄の車内、お年寄りがいたら、座席を譲るのが一般的なようです。地下鉄でも、トラムでもこうした光景をよくみかけます。


 地下鉄は、時間帯によっては混みます。混んでいる時は、スリなどに注意した方がよいようです。そんなに治安は悪くありませんが、プラハも観光地ですから。

地下鉄C線/ホレショヴィツェ駅 
 
地下鉄出口の表示/トラム・鉄道への乗り換えなど
  地下鉄の駅は、メトロのマークが付いていて分かりやすいですね。駅の構内も、出口(Vystup)の標識も付いていて、どちらの方向へ出たらよいかも比較的分かりやすいと思います。

地下鉄のホーム/奥にエスカレーター
 地下鉄の駅は、一部を除いて、エスカレーターがあります。結構、地下深いところがあり、エスカレーターのスピードは日本より速いので注意が必要です。
 また、エスカレーターで昇って降りたあたりで、時々、切符の検札をやっていることがあります。有効な切符を持っていないと、500コルナ程度の罰金をとられますので、ご注意を。切符は、トラム、バス、ケーブルカー共通で、1回券32コルナです。

プラハ~プラハ国際空港からのタクシー

プラハ・ルズィニェ空港/T2のAAAカウンター
 プラハの国際空港は、プラハ・ルズィニェ空港です。プラハ・ルズィニェ空港の場合、シェンゲン協定国からのフライトは、すべてターミナル2に到着します。

 プラハのタクシー、昔は、ぼったりすることで評判が悪かったのですが、最近は、違ってきています。お薦めは、AAAのタクシーです。(在チェコ日本大使館も、お薦めのタクシーとして、AAAをあげています)AAAのタクシーは、空港から、市内まで、メーター通りで行ってくれます。

 ターミナル2で、荷物を受け取って、到着ロビーへ出たら、右手30mほど先に、タクシー乗り場のボックスが二つあります。
 道路側の方のが、上記写真のとおり、AAAのタクシーボックスで表示がはっきり見えます。中に係員がいます。到着ターミナル側のタクシーボックスは、Radiocabタクシー「111」です。AAAとこのRadiocabの2社が空港公認のタクシー会社のようですが、Radiocabタクシーの方は利用したことはありませんので、詳細は不明です。

 AAAのタクシーカウンターで、係員に、「タクシーをお願いします」「ホテル○○○○へ行って下さい」というと、その場で、外に待っている運転手を呼び出し、迎えに来てくれます。ホテル名を英語でいうか、住所の記載してあるメモを見せれば運転手は分かりますので、所定のところまで連れてってくれます。運転手は簡単な英語が分かり、パンフにも「WE SPEAK ENGLISH」と記載があります。車も綺麗で、黄色カラーの車体に、AAAと分かりやすく表示がされています。

 私の場合、共和国広場近くのホテルまで、メーターで、574コルナでした。領収書も頂きました。AAAのタクシーのメーターは、クラッチレバーの裏手にあり、多少見にくい位置にありますが、到着したら、メーターを見せてくれますので、心配はありません。
 なお、復路も利用する場合、復路の利用金を1キロあたり47%割り引くサービスをしているようです。空港から乗るときに、係員が割引クーポン券付きのカードをくれます。


 AAAのタクシーはのカウンターで頂いた上記写真の「しおり」というか「パンフ」に、主な市内地点までのタクシー料金の目安が記載されています。当然のことながら、ルートなどによって多少変わりますので、目安の金額にした方が宜しいかと思います。

空港~旧市街広場 500コルナ
空港~ヴァーツラフ広場 560コルナ
空港~ディブロマット 380コルナ
空港~ホテル/クラウンプラザ 420コルナ
空港~ホテル/ヒルトン 520コルナ
空港~ホテル/コリンシアタワー 600コルナ 
空港~ホテル/ホリディ・イン 590コルナ
空港~ホテル/インターコンチネンタル 490コルナ

2011年7月30日土曜日

プラハ~交通機関の乗車券


 プラハ市内の公共交通機関、トラム、地下鉄、バス、ケーブルカーの切符は共通です。上記は、地下鉄の駅に表示されている切符の料金表です。利用できる範囲、有効時間などで、これ以外にも切符はあるようです。プラハの市街地を中心に回る場合、これが分かっていれば問題無いかと思います。
 表記のとおり、現在1回券は、32コルナです。この切符は90分以内という制約はありますが、トラム→トラム、バス→地下鉄、地下鉄→トラムなどの乗り換えも可能です。
 プラハ・ルズィニェ国際空港から、公共交通機関を使って、市内へ入る方法として、119番バス+地下鉄A線、110番バス+地下鉄B線という選択肢があります。この1回券が使えますので、この切符を、空港の交通機関のインフォメーションか、自動券売機(コインが必要です)などで買えば、市内へ移動できます。

 上記写真が、プラハの公共交通機関の自動券売機です。(地下鉄駅構内のものです)コインは使えるのですが、紙幣が使えないので不便です。写真で、ブルーに色分けされたボタン、一番左上が32コルナの1回券、その下に有るボタンは、24コルナの1回券で、30分以内の制約がつきます。


 自動券売機で買えるフリー切符は、24時間券までで、72時間券などは窓口で購入する必要があります。その窓口、日本のように、交通機関が動いている時間、フルに空いているわけではないが困りものです。特に、早朝、深夜など旅行者が移動する時間、クローズしていることが多いので。
 写真、上記は、自動券売機、24時間切符のボタンを拡大しています。プラハの市街地だけなら、110コルナ。プラハ全域なら、160コルナとなっています。通常は、一番上の110コルナの24時間券で問題無いと思います。24時間券は、刻印機で刻印してから24時間ということになります、72時間なども同じルールです。
 下の写真は、24時間券で、刻印機を通した後の写真で、一番下に、→の後に、日・月・年、時間がそれぞれ刻印されています。下記の刻印機に、切符に付いている矢印の方向から差し込めば、刻印してくれます。

地下鉄駅/刻印機
 2011年7月末現在で、プラハ市内は、1回券32コルナ、24時間券110コルナ、72時間券310コルナ、プリペイドカード式1ヵ月550コルナ、1年4,750コルナという料金になっています。

 最新の情報は、下記のプラハの交通機関WEBサイトで確認して下さい・・・