2011年7月31日日曜日

プラハ~プラハ国際空港からの公共交通機関

プラハ本駅/B2で出発待ちのエアポートエキスプレス
 プラハ国際空港、ルズィニェ空港から「市内への移動手段」(逆ルートも含め)は、タクシー以外に、CEDAZ社の乗り合いバス、公共交通機関があります。

 空港へのアクセスをする公共交通機関は、下記の通りで、ルズィニェ空港のWEBサイトにも記載されています。 
  • 119: Prague Airport - Dejvická (metro line A) - 24 min
  • 100: Prague Airport - Zličín (metro line B) - 18 min
  • 179: Prague Airport - Nové Butovice (metro line B) - 45 min
  • 225: Prague Airport - Nové Butovice (metro line B) - 53 min
  • Airport express: Prague Airport - Prague Main Train Station (metro line C and connection to SC, EC, IC and EN trains) - 35 min
 上記のうち、119、100、179、225は、空港から地下鉄駅までを結ぶバス路線です。このバス+地下鉄A、B線を利用して、市内中心部へ移動可能です。料金は、90分以内の乗り継ぎで移動するのであれば、1回券32コルナで対応できます。
 切符は、①T1/T2のPublic Transport counters (交通機関インフォメーション)午前7時~午後10時、②バス停の自動券売機(コインのみ)、③運転手(現金のみ)、この3つの方法で手に入れることになります。バス停は、ルズィニェ空港発の場合、T1、T2にそれぞれあり、日本人がよく使うT2の場合、到着ロビーを外に出て、正面とその右手の2ヵ所になります。詳細は、下記WEBで確認をお願いいたします。


 バス+地下鉄のルートは、主に、119番バス+地下鉄A線(Dejvická乗り換え)、100番バス+地下鉄B線(Zličín乗り換え)を使う方が多いようです。バス、地下鉄とも、終着駅・始発駅の乗り継ぎで迷うこともないので良いのかもしれません。
 119番バスは、空港始発04:17、最終23:37。100番バスは、空港始発05:43、最終23:38となっています。これ以外に、深夜バスがあり、最終から始発までの間、30分間隔で、市内中心部まで運行されています。

* 119番バス 時刻表
* 100番バス 時刻表

 また、Airport express=AE(エアポートエキスプレス)は、上記写真のバスで、プラハ国際空港とプラハ本駅を結ぶ路線で、プラハ本駅周辺や共和国広場周辺のホテルへ宿泊する場合はとても便利です。料金は、50コルナで、運転手から購入できます。所用時間も、35分と市内中心部へ公共交通機関で行く場合、最速で移動できます。
 AE(エアポートエキスプレス)は、Dejvická(デイヴィツカー駅)、Masarykovo(マサリク駅)を経由します。Dejvická(デイヴィツカー駅)で、地下鉄A線へ乗り換え可能です。
 また、Masarykovo(マサリク駅)は、共和国広場のすぐ隣ですので、市民会館周辺のホテルに宿泊する場合、途中下車するのが便利です。
 ルズィニェ空港のバス停は、T1とT2にそれぞれあり、T2の場合、100番のバス停と同じ場所です。T2の始発は05:48、最終は21:18と、最終の時間が早いのが玉にきずです。
 プラハ本駅のバス乗り場は、エスカレーターで3階へ上がり、ホームと反対側へ出たら、バス停B1、B2があります。ルズィニェ空港行きは、B2のバス停になります。プラハ本駅の電光掲示板にも、列車の発着と合わせて、AE(エアポートエキスプレス)も発着も表示されています。

AE(エアポートエキスプレス)
時刻表

プラハ~地下鉄

地下鉄C線
 プラハの地下鉄は、A線、B線、C線の3路線です。それぞれシンボルカラーが有り、A線は緑色、B線は黄色、C線は赤色で、上記写真の地下鉄車両はC線のものです。

ドアの中央部の黄色のボタン/ドアを開けるボタン

地下鉄の車内
 地下鉄の乗り降りですが、日本の地下鉄ように、駅に停車したら、ドアは全部開くシステムにはなっていません。降りる時は、上記写真、ドアの中央部の黄色のボタンを押して開けます。乗る場合も、降りる人がいないドアは、そのドアは開きませんので、自分で黄色のボタンを押して開けて乗ります。
 地下鉄の車内、お年寄りがいたら、座席を譲るのが一般的なようです。地下鉄でも、トラムでもこうした光景をよくみかけます。


 地下鉄は、時間帯によっては混みます。混んでいる時は、スリなどに注意した方がよいようです。そんなに治安は悪くありませんが、プラハも観光地ですから。

地下鉄C線/ホレショヴィツェ駅 
 
地下鉄出口の表示/トラム・鉄道への乗り換えなど
  地下鉄の駅は、メトロのマークが付いていて分かりやすいですね。駅の構内も、出口(Vystup)の標識も付いていて、どちらの方向へ出たらよいかも比較的分かりやすいと思います。

地下鉄のホーム/奥にエスカレーター
 地下鉄の駅は、一部を除いて、エスカレーターがあります。結構、地下深いところがあり、エスカレーターのスピードは日本より速いので注意が必要です。
 また、エスカレーターで昇って降りたあたりで、時々、切符の検札をやっていることがあります。有効な切符を持っていないと、500コルナ程度の罰金をとられますので、ご注意を。切符は、トラム、バス、ケーブルカー共通で、1回券32コルナです。

プラハ~プラハ国際空港からのタクシー

プラハ・ルズィニェ空港/T2のAAAカウンター
 プラハの国際空港は、プラハ・ルズィニェ空港です。プラハ・ルズィニェ空港の場合、シェンゲン協定国からのフライトは、すべてターミナル2に到着します。

 プラハのタクシー、昔は、ぼったりすることで評判が悪かったのですが、最近は、違ってきています。お薦めは、AAAのタクシーです。(在チェコ日本大使館も、お薦めのタクシーとして、AAAをあげています)AAAのタクシーは、空港から、市内まで、メーター通りで行ってくれます。

 ターミナル2で、荷物を受け取って、到着ロビーへ出たら、右手30mほど先に、タクシー乗り場のボックスが二つあります。
 道路側の方のが、上記写真のとおり、AAAのタクシーボックスで表示がはっきり見えます。中に係員がいます。到着ターミナル側のタクシーボックスは、Radiocabタクシー「111」です。AAAとこのRadiocabの2社が空港公認のタクシー会社のようですが、Radiocabタクシーの方は利用したことはありませんので、詳細は不明です。

 AAAのタクシーカウンターで、係員に、「タクシーをお願いします」「ホテル○○○○へ行って下さい」というと、その場で、外に待っている運転手を呼び出し、迎えに来てくれます。ホテル名を英語でいうか、住所の記載してあるメモを見せれば運転手は分かりますので、所定のところまで連れてってくれます。運転手は簡単な英語が分かり、パンフにも「WE SPEAK ENGLISH」と記載があります。車も綺麗で、黄色カラーの車体に、AAAと分かりやすく表示がされています。

 私の場合、共和国広場近くのホテルまで、メーターで、574コルナでした。領収書も頂きました。AAAのタクシーのメーターは、クラッチレバーの裏手にあり、多少見にくい位置にありますが、到着したら、メーターを見せてくれますので、心配はありません。
 なお、復路も利用する場合、復路の利用金を1キロあたり47%割り引くサービスをしているようです。空港から乗るときに、係員が割引クーポン券付きのカードをくれます。


 AAAのタクシーはのカウンターで頂いた上記写真の「しおり」というか「パンフ」に、主な市内地点までのタクシー料金の目安が記載されています。当然のことながら、ルートなどによって多少変わりますので、目安の金額にした方が宜しいかと思います。

空港~旧市街広場 500コルナ
空港~ヴァーツラフ広場 560コルナ
空港~ディブロマット 380コルナ
空港~ホテル/クラウンプラザ 420コルナ
空港~ホテル/ヒルトン 520コルナ
空港~ホテル/コリンシアタワー 600コルナ 
空港~ホテル/ホリディ・イン 590コルナ
空港~ホテル/インターコンチネンタル 490コルナ

2011年7月30日土曜日

プラハ~交通機関の乗車券


 プラハ市内の公共交通機関、トラム、地下鉄、バス、ケーブルカーの切符は共通です。上記は、地下鉄の駅に表示されている切符の料金表です。利用できる範囲、有効時間などで、これ以外にも切符はあるようです。プラハの市街地を中心に回る場合、これが分かっていれば問題無いかと思います。
 表記のとおり、現在1回券は、32コルナです。この切符は90分以内という制約はありますが、トラム→トラム、バス→地下鉄、地下鉄→トラムなどの乗り換えも可能です。
 プラハ・ルズィニェ国際空港から、公共交通機関を使って、市内へ入る方法として、119番バス+地下鉄A線、110番バス+地下鉄B線という選択肢があります。この1回券が使えますので、この切符を、空港の交通機関のインフォメーションか、自動券売機(コインが必要です)などで買えば、市内へ移動できます。

 上記写真が、プラハの公共交通機関の自動券売機です。(地下鉄駅構内のものです)コインは使えるのですが、紙幣が使えないので不便です。写真で、ブルーに色分けされたボタン、一番左上が32コルナの1回券、その下に有るボタンは、24コルナの1回券で、30分以内の制約がつきます。


 自動券売機で買えるフリー切符は、24時間券までで、72時間券などは窓口で購入する必要があります。その窓口、日本のように、交通機関が動いている時間、フルに空いているわけではないが困りものです。特に、早朝、深夜など旅行者が移動する時間、クローズしていることが多いので。
 写真、上記は、自動券売機、24時間切符のボタンを拡大しています。プラハの市街地だけなら、110コルナ。プラハ全域なら、160コルナとなっています。通常は、一番上の110コルナの24時間券で問題無いと思います。24時間券は、刻印機で刻印してから24時間ということになります、72時間なども同じルールです。
 下の写真は、24時間券で、刻印機を通した後の写真で、一番下に、→の後に、日・月・年、時間がそれぞれ刻印されています。下記の刻印機に、切符に付いている矢印の方向から差し込めば、刻印してくれます。

地下鉄駅/刻印機
 2011年7月末現在で、プラハ市内は、1回券32コルナ、24時間券110コルナ、72時間券310コルナ、プリペイドカード式1ヵ月550コルナ、1年4,750コルナという料金になっています。

 最新の情報は、下記のプラハの交通機関WEBサイトで確認して下さい・・・

プラハ~トラム(市電)・とても便利な交通機関

トラム/5号線
 プラハ市街地の主な交通機関は、トラム(市電)、地下鉄、バス、タクシーなどがあります。プラハ市街地中心は、トラム(市電)が隅々まで走っています。しかも、地下鉄は路線が限られていることや、バスなど自動車の乗り入れが規制されていることもあり、一番便利な乗り物となっています。

トラム停留所/止まるトラムの路線番号、方向が表示

9番のトラム/時刻表

 トラムの停留所には、上の写真のように、止まるトラムの路線番号、線路が分岐している場合、直進、左折、右折などの方向を示す矢印が記載されています。また、下の写真は、9番のトラムの時刻表で、9番の全停留所、平日、土曜日、日曜日の時刻が記載されています。プラハのトラムは、ほぼ時刻通り、運行されています。
22番のトラム/プラハ城へ行くのに便利なトラム

 トラムの乗り方は、簡単、自分の乗る番号のトラムが来たら、どこの乗車口から乗ってもOK。降りる人がいない場合、ドアの真ん中辺にあるボタンを押せばドアが開きます。切符を持っていない場合は、最先頭の運転手さんのいる乗車口から乗って切符を購入。
 また、1回券や24時間券などを最初に使用するときは、下記写真の黄色のボックス、刻印機に、切符を差し込んで刻印して使用可能にします。
 降りる時は、車両に多少違いますが、ドアの両脇ポール、ドアそのものに付いているボタンを到着と同時に押せば、ドアは開きます。

トラムの車内の雰囲気
 トラムの切符は、1回券もありますが、旅行者の場合、24時間券や72時間券を利用することが多いようです。切符は、プラハ市内の交通機関、トラム、地下鉄、バス、ケーブルカーなど共通でつかえます。詳細は、「プラハ交通機関の切符」という項にまとめて掲載します。

プラハ~旧市街広場

旧市街広場/中央から聖ミクラーシュ教会方向の写真
旧市街広場/ヤン・フス像前
  プラハの中心ともいえる旧市街広場です。旧市庁舎・時計塔、ティーン教会、ヤン・フス像、聖ミクラーシュ教会などに囲まれた一角です。
 広場では、さまざまなイベントが行われています。上記、写真を撮った時は、フォークフェスティバルが開催されていました。
 夏には、広場のあちこちに、プラハハム、ソーセージ、生ビールを売る屋台が登場して、観光客を楽しませてくれます。また、クリスマス市の時は、時計塔と聖ミクラーシュ教会の間にお店が沢山でます。


 夏には、ヤン・フス像の傍には、コスモスなどの素敵な花が咲き誇っています。

旧市街広場/旧市庁舎・時計塔
  旧市庁舎・時計塔は、旧市街広場のシンボルです。旧市庁舎の1Fは、インフォーメーションになっており、教会コンサートなどのチケットの購入が可能です。時計塔は、上に上がり、展望を楽しむことができます。チケット売り場は、時計塔の下(季節により変更有り)、旧市庁舎の1Fから、エレベーターを使って上がることができます。大人60コルナです。

旧市街広場/時計塔の脇・レストラン、ホテル、土産物やなど
 
旧市街広場/聖ミクラーシュ教会
 聖ミクラーシュ教会は、バロック様式の教会で、18世紀初めに完成。音響効果が良いので、シーズンには、教会コンサートが頻繁に開催されています。

旧市街広場/ティーン教会


旧市街広場/時計塔
 時計塔は、からくり時計になっていて、毎時00分に、からくり人形のパフォーマンスが繰り広げられるので、観光客がカメラを持って大集合となります。